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2008年12月 アーカイブ

2008年12月05日

レントゲン撮影について(第1回)


医療法人社団 大通り歯科クリニックでは
長期経過を医院理念に掲げ、院内一丸となって
日々前進努力する医院を目指しています。

診査・診断に基づいたインプラント、歯列矯正、審美歯科、
口腔外科、歯周病治療、義歯治療といった総合的に治療を行う
包括的歯科診療を行っています。


10月から帯広市の大通り歯科クリニックに勤務している長谷川健です。
勤務して2ヶ月、患者様に良い治療がご提案できるように
日々頑張っています。

今回から数回に渡り、
大通り歯科クリニックで行われる「レントゲン撮影」について
ご紹介させていただきたいと思います。

歯科において「レントゲン撮影」は非常に重要です。

歯科は歯や歯を支えている骨など、
体の中で最も硬いものに生じる病気を扱っています。

その診査・診断において「レントゲン撮影」
必要不可欠なのです。

それでは当院で撮影する「レントゲン写真」の種類を
ご説明いたします。


①パノラマ・・・口周辺全体をうつすレントゲン写真です。
watabe1.jpg
 
実際にこのパノラマからは
・他院で入れた左下のインプラント
・右下奥歯を失った後のブリッジという治療
・根の治療がしてある歯
・顎の関節の状態
・鼻の空洞の状態
などがわかります。


②デンタル・・・主に歯をうつす小さなレントゲン写真です。
watabe2.jpg
 
実際にこのデンタルからは
・インレーという金属の詰め物
・インレーの段差による虫歯
・根の治療のしてある歯
などがわかります。


主にこれらの2種類のレントゲン撮影を行っています。


これらの「レントゲン写真」を総合的にみて、
診査・診断し、患者様に合った治療方針を決めていきます。

またこれらの「レントゲン写真」は、
患者様の大切な記録の一部となります。


(次回へ続く)

2008年12月06日

レントゲン撮影について(第2回)


医療法人社団 大通り歯科クリニックでは
長期経過を医院理念に掲げ、院内一丸となって
日々前進努力する医院を目指しています。

診査・診断に基づいたインプラント、歯列矯正、審美歯科、
口腔外科、歯周病治療、義歯治療といった総合的に治療を
行う包括的歯科診療を行っています。


10月から帯広市の大通り歯科クリニックに勤務している
長谷川健です。
勤務して2ヶ月、患者様に良い治療がご提案できるように
日々頑張っています。
 
前回より「レントゲン撮影」についてお伝えしています。
 
前回では、パノラマとデンタルの2種類の「レントゲン写真」があり、
その大切さについてお伝えしました。
  
 
今回は「レントゲン撮影」の撮影方法についてお伝えします。
 
最近では歯科の「レントゲン写真」もデジタル化されており普及していますが、
当院ではいつも同じ環境・条件で撮影できるようにフィルムを用いた撮影を
行っております。
 
①パノラマ
 watabe3.jpg
 
  
患者様に機械の真ん中に立ってもらい(椅子を使うこともあります)
この機械が顔のまわりを一回転して撮影します。
 
 
②デンタル 
watabe4.jpg
 
患者様の口の中に小さなフィルムを入れていただき、
位置を決めてこの機械で撮影します。

口の中のフィルムの位置を決めるのに必要不可欠なものが
インジケーターです。
watabe5.jpg

インジケーターを用いることにより
いつも同じ方向・角度・大きさに撮影することができます。


このいつも同じ方向・角度・大きさに撮影することが非常に重要であり、
このような記録によって患者様と長期経過をご提供できる一つの道具となります。


(次回に続く)





 
 
 
 

2008年12月07日

レントゲン撮影について(第3回)


医療法人社団 大通り歯科クリニックでは
長期経過を医院理念に掲げ、院内一丸となって
日々前進努力する医院を目指しています。

診査・診断に基づいたインプラント、歯列矯正、審美歯科、
口腔外科、歯周病治療、義歯治療といった総合的に
治療を行う包括的歯科診療を行っています。


10月から帯広市の大通り歯科クリニックに勤務している
長谷川健です。
勤務して2ヶ月、患者様に良い治療がご提案できるように
日々頑張っています。
 
前回では、「レントゲン写真」の撮影
方法についてお伝えしました。
  
 
今回は実際の症例についてお伝えします。
 
それでは一つ実際の症例をみていきましょう。 
 
watabe6.jpg
上の写真は、初診時の左下奥歯のデンタル写真です。
画面左から3番目の歯の根の先が黒く写っています。
以前に他院で治療された根の先に病気があり、骨がなくなっている状態です。
  
 
watabe7.jpg
他院での根の詰め物を取り除きました。  
 
 
watabe8.jpg
4ヶ月後、根の治療をしました。
根の先端まで白い詰め物がされているのがわかります。
 
 
watabe9.jpg
根の治療2ヶ月後のデンタルです。
根の先の黒い部分が少なくなり骨ができてきているのがわかります。
 
 
ここでは根の治療の例を挙げましたが
このように同じ方向・角度・大きさに撮影することで
比較・検討し長期的に経過をみていくことができました。
 
 
これからも大通り歯科では、
レントゲン写真、口腔内写真と記録にこだわっていきます。
 
なぜなら、これらの記録が患者様の長期経過の
一助となっていると確信しているからです。
 
 
(終)

 
  
 

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